デザインTIPS

Bubbleでラジオボタンの入力を必須にし、空の場合にラジオボタンの丸にStyle(色)を付けたい – CSSで解決!

Bubble css ラジオボタン値が空の場合に枠色をつけたい

さるくん
さるくん
ラジオボタンの値が空の場合にStyleをつけれますか?
りすくん
りすくん
Bubbleのエディタでできることが限られています。輪の色を変えたい場合はCSSを使う必要があります!

必須項目Inputが未入力の場合にはBorder colorを付けることができます↓
未入力項目がユーザーに一目でわかるようになります。

方法はご存知の方も多いと思いますが、プロパティエディタの「This input should not be empty」にチェックを入れ、Conditionalで This input isn’t validの場合にBorder colorを赤などに設定します。Styleの初期設定(Standard Input)にも赤色が設定されています。↓

This input should not be empty にチェックを入れる

Conditionalで This input isn’t validの場合にBorder colorを設定します

この状態で登録などのWorkflowを組み、登録ボタンを押すとInputが未入力の場合にBorder color が #D62755(赤色)に変化します。

しかしRadio Buttonは異なります。

「This input should not be empty」にチェックを入れることはできますが、肝心のConditionalで Border color項目がありません。

できることはFont colorを変更したり、Underlineを引いたりBackground styleを変えたり↓

変更できる項目一覧

例)Font colorを変更

例)Background styleをFlat colorにし、赤色に

CSSを使わない場合は上記設定が限界です。

でもラジオボタンの円の縁に色をつけたい!こんな感じにしたい↓
という方は続きをどうぞ!

基礎:ButtonにCSSの設定が必要です

まずラジオボタン、CSSの基礎としてこちらの記事内容を理解しておいてください。

コピペ可能でBubbleのCSS設定について詳しく書かれています。

・<style></style>内にCSSを書く方法
・BubbleではStyleを適用させたいelementにID Attributeで名前をつける

上記2点を理解した上で次へ進んでください。

isn’t valid の場合のCSS設定

BubbleのCSSの書き方を理解したので、今度は未入力時に縁を赤色にするCSSを書いていきます。

前提としてRadioButtonのThis input should not be emptyにはチェックを入れておいてください。

以下ステップで進めます。

<STEP>

①ラジオボタンのCoditionalを設定する
②ラジオボタンのConditionalに「ID Attribute」を追加する
③赤丸になるスタイルを記述をする

<STEP1>ラジオボタンのConditionalを設定する

Conditional タブに移動し
Whenにボタンの値が無効な場合「This RadioButton isn’t valid」を指定します。

<STEP2>ラジオボタンのConditionalに ID Attributeを追加する

名前を付けます
例)btn-color-change-invalid

<STEP3>赤丸になるスタイルを記述をする

コピペ用はこちらをどうぞ↓

/*------ラジオボタン・値が空の場合に縁を赤色に-----*/  
#btn-color-change-invalid label::before{
border: 2px solid #D62755;
}

補足説明はこちら↓

/*------ラジオボタン・値が空の場合に縁を赤色に-----*/  
#btn-color-change-invalid label::before{
border: 2px solid #D62755;  /*ボーダーを2pxの太さ、#D62755(赤色)に指定*/
}

ここまで設定ができたら、「登録」などのボタンを配置しWorkflowを組みます。

注意点としてWorkflowで Actionのフローが組まれていないと反応しません。
当たり前ですが、ボタン押下時に値が空である判定要素が必要です。

出来上がったら

ラジオボタンが空の状態で「登録」ボタンを押します。ラジオボタンの縁が赤くなりました!

赤くなった状態でどれかにチェックを入れると、この通り赤色の枠も解除されます!

今回はBorderの太さを2px、色をD62755にしましたが、ご自身のサービスによりInputのエラーと同じ太さや色に合わせた設定を行なってください。ユーザーに誤解を与えないよう、エラーのデザインも全体の統一が必要です。

よりユーザーに優しい設計にする場合はエラーテキストも併記すると良いでしょう。

さまざま試してみてください。

まとめ:ボタンの色はCSSで自在に変更できます

今まで悩んでいたラジオボタンの未入力設定、これで解決できました!

エラー時のスタイルはできる限り他の入力項目と合わせたいです。

Inputなどは設定できるのにRadioボタンだとできない、そんな場合はCSSを組み合わせることで解決できます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今日も一歩前進、楽しんでBubble開発をしていきましょう♪


Bubble構築のご相談や代行も承っております。
お気軽にご連絡ください。

お問い合わせはこちら

ABOUT ME
おばとりっぷ
専業Bubbleエンジニア▷元webデザイナー/ディレクター▷CSSをBubbleに実装するのが得意▷日本国内のトップBubbleエンジニアとしてwebアプリ開発に携わる▷Bubble講師▷フルスクラッチ開発のアプリで起業した経験あり▷スタートアップ・起業家のBubbleアプリ開発の支援を積極的に行う。